ページのURLを変えるとき、古いリンクはどうする?リダイレクトの基本
URLを変えても、ブックマークやメールに書かれた古いリンクは残ります。リダイレクトは、その入口から移転先へ案内する仕組みです。恒久的な移転と一時的な転送を分けて、変更前後に確かめたい点を説明します。
新しいページを作っただけでは、古い入口はつながらない
リダイレクトは、あるURLへのアクセスに対し、別のURLへ移るようブラウザーなどへ伝える処理です。記事を別の場所へ移したとき、古いURLから内容へたどれるようにする用途があります。
たとえば案内ページを「/guide-old」から「/guide」に移す場面を考えてみましょう。新しいページを公開してサイト内のメニューを直しても、過去のメールには古いURLが残ります。こうした入口のために、旧URLと新URLの対応を持たせます。
Googleのリダイレクトに関する公式資料は、利用者とGoogle検索を適切な移転先へ案内する方法を説明しています。この記事では、閲覧用ページのURL変更を中心に扱います。
恒久的か一時的かで、意味が変わる
リダイレクトには種類があります。HTTPはWebの通信で使う仕組みで、その応答コードで移転の性質を伝えられます。
Googleの説明では、301と308は恒久的な移転、302と307は一時的な転送に使われます。検索側にとっても、移転先を代表URLとして扱うかどうかの手掛かりが異なります。
表が見切れる場合は横にスクロールできます
場面の例 | 伝えたい意味 |
|---|---|
記事を新しいURLへ移し、元へ戻さない | 恒久的な移転 |
一時的な案内ページへ送り、後で元に戻す | 一時的な転送 |
単に「転送できればよい」と選ぶと、意図と異なる手掛かりを送ることがあります。また、フォーム送信やAPIでは、コードによって送信方法の扱いも異なるため、閲覧ページの設定をそのまま流用しないでください。MDNのリダイレクトの説明で、その違いを確認できます。
行き先は、元の内容に対応させる
古いURLをすべてトップページへ送れば、エラー画面を避けられるように見えます。しかし、記事を探していた人は、目的の内容へ着けずに探し直すことになります。
変更を計画するときは、旧URL、新URL、対応する内容を一覧にすると、行き先を確認しやすくなります。内容を統合した場合も、元の疑問に答えるページかどうかを見て判断できます。適切な代替がない削除ページまで、無関係な場所へ送る必要はありません。
転送先がさらに別のURLへ転送する連鎖や、元に戻るループも確認対象です。一つの転送設定だけでなく、最終的に何のページが開くかまでたどることが役立ちます。
公開後は、古いURLから実際に開く
リダイレクトの確認は、新しいページを開くだけでは終わりません。ログアウトしたブラウザーで古いURLからアクセスし、意図した内容へ着くかを確かめます。
運営側で確認できるなら、応答コードと最終URL、ページのタイトル、転送回数も見ます。サイト内のリンクやサイトマップも新しいURLへそろえると、普段の閲覧で転送を経由する箇所を減らせます。
検索結果への反映は、ブラウザーで転送が動いたこととは別の確認です。Googleがページを再取得する過程があるため、その場で検索表示が切り替わるとは限りません。
まとめ
URL変更では、古い入口と対応する内容を結び、恒久的な移転か一時的な転送かを伝えることが基本です。設定後は旧URLから開き、最終ページまで確かめてみてください。
公開から検索表示までの違いはクロールとインデックスの基本、同じ内容を複数URLで残す場合はcanonical URLの考え方で説明しています。
